-Dimension-Zero 「反逆時計パラドクス」- |
「くすくす。 物事を逆さまにするのは大好きさ。
どれくらい歪めればいいんだい?」
〜時空を歪める者 シュレーゲル〜
(「反逆時計パラドクス」フレーバーテキストより)
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反逆時計パラドクス |
■2006年02月頃
Dimension-Zero第三弾の一枚にあたるユニットカードです。
体の大部分が時計で出来ている、『デビルクロック』と呼ばれる種族です。
時空を操り、創造した主人以外には従属せず、
主人の趣味によってデザインが異なる設定です。
主要な外見についての指定はなかったので、他の作家さんに多い骸骨系をやめ、
“主人の趣味”という言葉に主眼を置き、私の好みを前面に押し出してみました。
「醜悪な豚面」がイメージです。
文字盤の数字が逆なのは仕様であり、
この種族と本作の基本指定は、以下のとおりです。
【1】体の大部分が時計である
【2】アナログ時計である
【3】天井で逆さまに立っている
【4】時計の文字盤は逆回り(過去に向かう)である
【5】時計の針は反時計回り(左回転)に進む
静止画で【5】を表現するには、漫画的な手法を取り入れねばならず、
【4】と【5】の組み合わせは、床屋の時計(鏡で見るための逆向き時計)です。
これでは「普通の時計」になるので、担当さんに伝えて変更されました。
オリジナル数字では“反時計回り”を表現しづらいため、
やむを得ずローマ数字を選択していますが、
アラビア数字に比べると判読しづらいのが難点でした。
もっとグロテスクにして、描き込み量も増やせば良かったと後悔しています。
担当さんに怒られそうだったので、当時は諦めました。
(ゼロはハードゴアな表現がNGなのです)
この作品で線画のサイズに不満が残ったため、
次からは、さらに大きいサイズで描くことにしました。
現在は注文サイズの二倍なので、描き込める量も増えています。
おまけを用意しました。
ラフと完成品とで、かなり印象が異なります。
■決定ラフ
■逆さま? |
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