-Dimension-Zero 「地対空誘導サボテン」- |
「仮定の話です。 黒の大陸の支配者が交代すれば、
停戦交渉の余地はありますか?」
〜永遠の少年メビウス〜
(「地対空誘導サボテン」フレーバーテキストより)
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地対空誘導サボテン |
■2006年05月頃
Dimension-Zero第四弾の一枚にあたる、ユニットカードです。
この作品に関する指定は以下の通りで、
基本指定は「チェリー・ボーイ」に準じます。
【1】…「パトリオット・ミサイルのような形のサボテン型シードマン」
ゼロのキャラクタ原案には突拍子のないものが多いですが、
サボテンは存在自体から漫画だと思うのは、私の偏見でしょうか。
最初に浮かんだのは、「トムとジェリー」でした。
トムがサボテンの上に尻餅をついて叫ぶところです。
私は仕事中に好対照なことを考えて現実逃避します。
色々とサボテンの画像を探して検索していたら、
「シャコバサボテン」という平らな葉のつくものがあったので、
これが蟹や昆虫の脚に似ていることから動物化させました。
シードマンは単なる植物ではなく、移動手段となるものが必要です。
サボテンには色々な種類があって、
アロエなどの多肉植物と分ける要素に、「刺座(しざ)」があります。
サボテンの棘(とげ)は、すべてこの刺座から生えているのだそうです。
表皮が硬化して出来た棘は多肉植物のものですので、
ウソを描かないよう、この点には注意しました。(触手は別)
「バーキングツリー・ナイト」の項でも触れましたが、
この第四弾からは、線画を倍のサイズで描くことにしましたので、
この作品の線画は描き込み量が異常に多かったです。
そのため、かなりの強行軍でした。
GWをのんびり過ごしすぎたため、〆切当日に納品しています。
「突然の変更にも対応できるよう、納品には余裕を持たせる」と云う、
自分の中で決めていたことを守れず、反省しました。
背景にもう一枚、うっすら大きな城を噛ませたかったです。
おまけを用意しました。
ラフの修正事項は硝煙です。
向かって右の射出口が見づらいため直しました。
■初期ラフ
■決定ラフ |
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