-Dimension-Zero 「ハウンド・ソウル」- |
アラバスタ・シティでは、
「ハウンドは言論統制を任務とする秘密警察である」
という噂が広まりはじめた。
(「ハウンド・ソウル」フレーバーテキストより)
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ハウンド・ソウル |
■2006年08月頃
Dimension-Zero第五弾の一枚にあたるストラテジーカード。
ユニットカードとは違い、複数のキャラクタが混在する一枚です。
描かれているのは「ワルキューレ」と「ハウンド」ですが、
それぞれはユニットカードと同様の基本イラスト指定が適用されるため、
以下のイラスト指定は、ワルキューレとハウンドの基本指定を省略します。
●ワルキューレを守るようにして取り囲むハウンドたち
ワルキューレとハウンドのデザインそのものは自由でした。
(※これ以降からハウンドの基本指定が若干変更されたため、この作品で描いたものは大人しめです)
ほかに大して苦労した点もなかったのですが、
・「ワルキューレが自分を守らせるためにハウンド従える絵」
・「ハウンドがワルキューレを守るために現れた絵」
以上の内、どちらを優先するべきかで悩みました。
結局、いずれにしてもハウンドが居ることで意味を成すカードなので、
「最前面」と「数」の要素でハウンドに主導権を渡し、
ワルキューレには「命令」を渡してまとめることにしました。
「ワルキューレの呼びかけで転送されて来たハウンド」のイメージです。
担当さんも「焦点はハウンド」と明言して下さったのですが、
構図の選択を誤ったため、どっちつかずの絵になってしまい、
見ている人にとっては、静止画では理解しづらいものになりました。
自分の非力さを痛感する一枚です。
ちょうどこの時期に「牙TCG」の担当枚数が明らかになったので、
とくにハウンドの線画が粗くなってしまいました。
スケジュールに焦りが入っていたと思います。
公式サイトで先行公開されていたことに気付いた方はいらっしゃるでしょうか。
おまけを用意しました。
なぜかこのラフは線画だけで通過しています。
従いまして着色ラフがありません。
■決定ラフ |
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