-Dimension-Zero 「コロッサス・ソウル」-

華やかなコロッサス部隊や量産型天使の実戦配備の裏側で、
戦時経済宣言や言論統制に対する不満がくすぶり始めていた。

                                       (フレーバーテキストより)

コロッサス・ソウル

■2006年11月頃
Dimension-Zero第六弾の一枚にあたるストラテジーカード。
手前は「エンジェル」と呼ばれる飛行能力を持った人型機械種。
背景は「コロッサス」と呼ばれる巨大ロボです。
(それぞれの基本指定は省略します)

もう色々と弁解できないことだらけです。
uniさんの描く量産型「マスプロデュース・エンジェル」を使い、
その量産エンジェルで編成された部隊を描くのが仕事でした。
(牙TCGの「暴政による報酬」みたいに、オリジナルが存在するわけです)

思えばゼロで初めて人の顔を描いた作品でした。
オリジナルの後期ではデザインに追加された部分があるため、
初期を見て描き始めた私のエンジェルには、装具に不足があります。
「(メカは)完璧に似せる必要はないよ」と云われて安心しました。

アナログ線画のコロッサスに対し、エンジェルの線画はデジタルです。
きちんと角度をつけて描かなければならないところまで複製しているので、
順番に奥へ追って行くと装備の縮尺がいちいち矛盾しています。

サンプルで判別できるギリギリまで似せたつもりですが、
修正した部分と、していない部分が簡単に見分けられます。
20数体に同じ行程を施す作業とは云え、やっつけ感が否めません。

と云うわけで反省点ばかりの一枚です。
後ろのコロッサスが縦シューのボスキャラに見えます。

最前列のエンジェルがカメラ目線なのは、
輸送機に搭乗する直前をハッチから撮影したつもりで描いたからです。
そして最後列は(絵には描かれていない)階段を上ってきたところなので、
ひとつ前の列よりずれています。

でも指定には輸送機も階段もないので、私の妄想なのです。

指定の顔立ちはもっと大人っぽくなるはずだったようですが、
オリジナルとのバランスもあってか、なんとなく許されていました。


おまけを用意しました。
ラフが一発で通ったのは運が良かったです。

決定ラフ

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