■2007年7月頃
Dimension-Zero第9弾の一枚にあたるストラテジーカード。
関係種族は、第4弾から登場している「マーフィーズノイズ」と、
第6弾にある「カニソルジャー」です。
「青世界にある電気街で、
店頭にある液晶テレビの映像すべてが占拠されている」
ようするに電波ジャックの状態です。
構図はすぐに思いついたので、
カニソルジャーには、ひっくり返ったカメラをこちらに向ける動作、
マーフィーズノイズには「映ってんの? 撮れてる?」みたいな、
占拠が始まったばかりのシーンを、ラフとして描きました。
その後、マーフィーズノイズには「憎たらしさが欲しい」となり、
手はピース、表情はニッと笑った顔になりました。
「はーい、こちらのスタジオは我々が占拠しましたー。
これから色々勝手にお届けさせてもらいまーす。
じゃあねェ〜ん、みんな愛してるよー!」
―――みたいな感じでしょうか。
各画面の内容が、全て同じか異なるかはお任せだったので、
状態の異常性を優先して、同じ内容に統一してあります。
この作品で何が難しかったかと云うと、カニソルジャーです。
とにかく造形が細かいので、真似るのが大変でした。
オリジナルありきで描くのは辛いですね。
マーフィーズノイズには、名の通り「ノイズ」が入るはずでしたが、
何も指摘がなかったので、なんとなく許されてしまいました。
また、ここまで画面の走査線がギラつくことはないのでしょうが、
「それっぽいのでOK」ということで通ってしまいました。
ところで、この電気店が水上なのか水中なのか。
結局それを確認しないまま完了しています。
ちなみに、この作品は公式サイトで先行公開されていたため、
フレーバーテキストの更新が可能でした。
おまけを用意しました。
ラフではマーフィーズ・ノイズが笑っていません。
■「そろそろ流すぞ」 |
|