-TheRipper-

勝利の確信は夜陰の深きに埋没する。
月光が嘲笑う闇に、君たちは命の短きを呪う。

瞬く間に首の熱を奪われ、彼は君たちを捕らえ、
生命を冒涜する下劣な顎は、虚しい罵声の内に君たちを蹂躙する。
それが木々のざわめきに消え、夜の闇に塗り込められると、
彼のおぞましい血化粧が完成するだろう。

彼らは美しくない。
彼らは君たちの姿が許せない。
生きて彼らの化粧を見たら、生涯の夜を恐れるだろう。

   リッパー
彼は殺し屋。
ゼフ・メニアス・エミネイタス。

ザ・リッパー
-殺し屋-

■2004-10/24作品
■[1600*1200]
■[1024*768]
■[線画]
■[個体データ]
■部分拡大版
■[1600*1200]
■[1024*768]
■[800*600]
Version.菊地鹿人

火の属性だから熱に強いとか、背景が海だから海のドラゴンのような、
設定や環境を除くと普通のドラゴンと同じ……というのは退屈なので、
見た目の印象が全てで、突飛で自由なデザインを心がけてみました。

ヤゴ(トンボの幼虫)を基礎にしています。
目標はセラピー費用が高そうな「ひどい顔」です。

久し振りにDragon Conventionへ寄稿した作品でもあります。

■聴いていた音楽
 ・Soilwork 「Figure Number Five」……「Overload」、「Downfall 24」
 ・Evanescence 「Fallen」……「Going Under」、「Bring Me To Life」

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