■2006年06月頃
アッパーデック社牙TCGの作品です。
今回の注文では二番目に描いています。
体調悪化が本番となり、視界がグルグルと回っていました。
ラフと比べても大味さが否めず不本意な結果に終わっています。
後ろの「デルフィーナの監視者」もやっつけ仕事。
やはり改めて大きく描かないといけません。
指定による２連装１対の魚雷発射ポッドは、
ゼロのボツラフで使われなかった物を流用させました。
機械っぽさを強くするため、レトロなアームしてあります。
シャチの背びれをよく見ないままラフを描いたので、
本描きにあたり、背びれはフレームアウトさせました。
「こんな装甲で滑らかに泳げるの？」と云われそうですが、
装甲は指定で決まっていましたので、諦めて下さい。
ちなみに両目のグラスシールドも指定によるものですが、
もともとシャチの目は小さいため、なんだかつぶらに見えますね。
「デルフィーナの監視者」にはありませんが、
この作品の海水には、微細な白い粒が漂っています。
海底都市ということは、それなりの水深になりますので、
海面で乱反射する光の代わりに、マリンスノーを表現してみました。
……が、あまりに細か過ぎて見えません。
（ましてカード化されると存在すらしていません）
■裏話
発注当初はエキストラのデルフィンが居ませんでした。
「デルフィンよりも大きい」と決まったのは、
ラフにリテイクが掛かった時のことです。
おまけです。
■提出ラフ |
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