■2007年12月頃
ライブオンの第2弾封入作品です。
当時の受注分では、4枚中の2番目に描いています。
名前の由来は分かりませんが、
旋風でモンスターが吹っ飛ばされるところです。
ライブオンの世界では、大地・大空・大海・大冥の四属に大別され、
このカードでは、大空を除いた3属性を扱うのが指定になっています。
「吹っ飛ばされている」と分かり易くするため、
キャラクタをひっくり返すにあたっては人体が最適でしたが、
第1弾のリリース分にはヒューマノイド(人型)が少ないのでした。
・大空属性は除外するので、第1弾の1/4が使えない。
・地上に居ても違和感がないものにする。
・キャラクタの背中が知りたくても資料がない。
(大抵の場合、キャラクタ資料は製品版の1パターンだけです)
こうして自ずと選択できるモンスターが絞られます。
そんなわけで画中は全て大地属性です。
第1弾で私が描いた「ヒーターラビット」(左上)、
原作にも登場している「サルサルサ」(中央あたり)、
「リョウトクバイソン」(右上)、「カバーリング」(右下)となります。
つまり、ヒーターラビット以外は他の作家さんのデザインです。
各モンスターが「どんな姿をしているか」は第1弾で説明済みなので、
漫画の1コマを描くつもりで、自由に発想してみました。
4度も描くことになるとは思っていなかったヒーターラビットは、
より小動物っぽさを出すため、この作品でも身長を詰めています。
これだと小学生くらいでしょうから、丁度いいですか?
そして同リリース分の「地獣王のドラミング」にも描かれています。
自分のキャラクタを描いてもらえるのって、なんだか嬉しいですね。
おまけです。
おさるの目は、ラフ後に変えました。
■ラフ |
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