-臧覇-
臧覇
(ぞうは)

■2012年10月頃
セガの「三国志大戦TCG・第4弾」での仕事です。

臧覇は後漢末期から三国時代にかけて活動した人物です。
太守の不正を諌めて連行された役人の父を18歳にして救い出す等、
若くして勇猛で三国志演義では「八健将」の一人に数えられます。

足首あたりまで描かれていますが、絵の3割程度がテキスト用に半透明処理されるため、
実際は右足のひざから上が主要な範囲となり、色々な指定もこの範囲内で消化されます。
とにかく勢いを重視して描いた結果、全く気にしていなかったのですが高身長になりました。
右腕の脇が高すぎるので身長の割に腕力がなさそうです。

顔も構図もすぐに浮かびましたが、太鼓を右脇と左脇のどちらに描くかで悩みました。
「武器が小さく見えると弱そう」、「戦う時はバチを投げ捨てる」と自己設定した挙げ句、
どちらも手前に描くことで乱暴に解決しています。

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