-剛速鉄球デスピッチャー-
剛速鉄球デスピッチャー

■2015年6月頃
ブロッコリー「Z/X-ゼクス-」(断罪の白焔弓)での仕事です。

作中国家「黒の世界」は死の概念が暴走し支配した未来です。
プレデターのほかに、意思ある拷問器具「トーチャーズ」が存在し、
彼らは命ある者に好奇心を持ち、あまつさえ「触れようと」するのです。
その好奇心を満たすのは、簡単には死なない強靭な肉体の持ち主……。

───ということで、ピッチングマシンに魂が宿ったような存在です。
バッティングセンターなどでも見られるものを想定していますが、
ここでは殺傷目的に特化した作りが求められるため、
それなりに説明的な作りが必要になりました。

圧縮空気による打ち出し、二重のドラムにより回転と加速。
打ち出した鉄球を回収して再利用するための可愛い腕と脚。

それでいて手軽に倒せそうな機械を目指しました。

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