-ガーディアン・クルス……ブラッディ・クルス-
ブラッディ・クルス
Bloody Cross

■2016年08月頃
スクウェア・エニックスのソーシャルゲーム「ガーディアン・クルス」での作品です。
描いた時期と公開時期は異なります。

本編の最終話配信で実装された、事実上の最終作品となります。
ゲーム独自の怪物であり「クルス(cross)」の名を冠する古代の竜です。

2017年一月にサービス終了であると知る数ヶ月前に描いたものでした。
私はスマホを利用していないのでゲーム本編の詳細は分かりませんが、
実質的な最終ボスで、かつクリア報酬という位置づけのようです。

これまで、どのような怪物でも自分の中ではボス格を意識して想像し、
どんなに弱くとも爪痕ひとつは残せと思い描いて来た私にとり、
主人公(プレイヤー)と対峙する巨悪という位置づけは非常に光栄です。

本シリーズは初めて「レギュラーとしてお願いしたい」と云われた仕事で、
2012年に最初の依頼を請けてから担当期間は実に4年半となり、
注力のメリハリというものを意識させられました。

全体を通してゲーム上の「強い怪物」を指定され続けたことも光栄で、
作業に当たっては何も遠慮せず趣味を丸出しにして全力投球しました。
怪物絵描きにとっては温室のような依頼であったとも感じます。

全28作と一つの完結を見て思い出すことは色々とあり、
同じく姉妹作品のデッドマンズ・クルスも最後まで頑張りたいです。

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