■大海神 (オオワダツミ)
  学名:なし

海岸地方で数少ない目撃例のあった大海龍のひとつ。
全長1000m以上に四つの頭部を持つ大型肉食種である。

四つの頭部は二対であり、胴体は中央で不完全分割される。
肺と心臓のみ共有され、複数の消化器官が存在している。
どの頭部の命令に従うかは分かっていない。

初期は多頭種に分類されたが四頭個体は他になく、
各部の特徴が他個体群と一致しないことから、
ほどなく多頭種から除外される。

発見されたのはごく最近である。
それ以前は「イオサ・メル・サノリクス」が最大種とされた。
しかし生態に関してはデータ不足であり、謎の多い個体である。
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