■2007年4月頃
アッパーデック社の牙TCGで描いた作品です。
当時の注文では、全２枚中の最初に描きました。
「カオン」と同じく、「アニメのセル画を意識する感じで」の作品です。
アニメ本編では何度か登場しています。
イカとムカデとクリオネが合体したような、奇妙な姿です。
とは云え、微妙に（非常に）描き込みづらいデザインでした。
何より顔面が大味なので、格好良くするのが大変なのです。
アニメ本編での出番はそこそこなので、
どうすれば格好良くなるか散々考えたのですが、
善戦のない「かませ犬」的な存在で、イメージが湧きませんでした。
全身が入るようにして、ポーズをつけただけになっています。
描き終えた後に自分でも呆れてしまったのは、
ヨーヨーのような武器の「糸」に、遠近がなかったことです。
もうちょっと迫力があるように、多少は手前に表現するべきでした。
以上、「カオン」に続いて軽い感じの２枚となりましたが、
「あまり描き込まずに」という指定は、良い学習になっています。
改めて自分の弱点を知ることが出来ました。
天日干しをお醤油で頂くと美味しそうです。
■ラフ |
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