・八ヶ所の大都市があり、それを超えて点在する無数の街と集落を白点とする。
薄紫色に染まる領域は獣域(獣の生息帯)を示し、海岸線沿いは個体数が少ない。
各都市は独立した国家のように扱われるが、それらを分かつ境界線の概念は曖昧である。
南イスクニシュ圏となる島々を合わせた総面積は、1548万平方クロン(1クロン = 約0.5km)。
地図上部どある北イスクニシュ圏の四分の一にあたり、各地は比較的温暖である。
河川は少なく、豊富な地下水脈によって成り立つ。
北イスクニシュ南岸への渡航は、巨大な渦を巻く海流によって長期に渡り難航し、
その後に獣域が海岸線まで拡大した地域も増加したことにより、途絶されて久しい。
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